浜松市歯科医師会は17日、静岡文化芸術大の学生の協力を得て作製した医科歯科連携ポスター「糖尿病と歯周病」を発表しました。
糖尿病と歯周病のかかわりを紹介し、市民に早期治療と歯の健康を啓発する。医科や歯科の診療所、病院、薬局などに計千枚配布した。 糖尿病と歯周病は近年の研究などから相互に関連していることが指摘されている。このため、日本歯科医師会は平成19年8月に日本糖尿病対策推進会議に正式に参画し、チーム医療の基盤作りとして日本糖尿病協会歯科医師登録制度も創設した。 今回のポスターは医科と歯科の連携医療の充実を図るため、市歯科医師会が静岡文芸大にポスターデザインの提案を要請し、応募作品の中から同大デザイン学部4年の山田友美さん(新居町在住)の作品を採用した。 水色を基調にしたやさしいイメージで、「糖尿病の悪化に、歯周病が潜んでいることがあります」「歯科の先生に診てもらい、しっかり噛める口に戻しましょう」と呼び掛けている。 (静岡新聞 平成20年7月19日付)
糖尿病と歯周病の関係は、このコラムでも No.12 や No16 などで幾度かお話ししてきました。 これを機に、さらに医科歯科の連携を深め、患者さんの健康回復・維持のための地域医療に携わっていきたいと考えています。